カセットデッキやテープレコーダー、ラジカセの消磁、その効果は?

カセットデッキやテープレコーダー、ラジカセのお手入れで必要なのがクリーニングと消磁です。

カセットテープは磁性体という細かな磁粉が塗布されているので、長時間使用していると磁気がヘッドに残って(帯磁して)しまいます。

帯磁したヘッドでカセットテープを再生すると、
1. 高音がこもる
2. 再生を止めたところで「ドフッ」といったノイズが録音されてしまう。
3. 最悪の場合は録音されている音が小さくなってしまう
といった症状が出ることがあります。

また、キャプスタンバーが帯磁すると規則的な一定間隔でチリチリ、プチップチッというノイズが乗るようになります。

そこで登場するのが消磁器です。帯磁したヘッドやキャプスタンバーを消磁器で消磁するとノイズがなくなるだけではなく、高音が伸びてダイナミックレンジも広がるので、初めて使用する人はあまりの変化に愕然とするでしょう。

今日は消磁について使い方と注意点について書いてみようと思います。







 

 

  音がこもる?

 
ヘッドが帯磁するとだんだん音がこもってきます。これは磁気なのでクリーニングだけでは取れません。

ネットでは音がこもるのはアジマスが狂っているという書き込みが目立ちますが、アジマスは閉じ込められたテープを無理やり取り出したりしない限りまず狂うことはありませんし、狂いが出にくくするためにネジ止めまでして固定してあります。

しかもこもった音は消磁することで解決する場合がほとんどなので、是非、消磁を先にやってみてください。

メーカーによって使用後の音質に若干の差がありますが、消磁をするのとしないのとでは雲泥の差がありますので消磁はしたほうが絶対いいです。
(メーカーによって呼び名がヘッド消磁器やヘッド ディマグネタイザーだったりヘッド イレーサーだったりと名称も違いますが機能は同じです。)

カセットタイプのものは手軽で便利ですが、キャプスタンバーと消去ヘッドの消磁が出来ない構造になっています。一方、ヨークと呼ばれる先に棒のようなものが突き出ているタイプか、クワガタのように2本の棒が突き出ているタイプを使うとちゃんとキャプスタンバー、消去ヘッド、録音/再生ヘッドも消磁できます。

 
 

  ヘッド消磁器を使用するときの注意点







ヘッド消磁器は瞬間的に大きな信号が流れるため、中のアンプ部にその信号が流れ込んでしまうと、アンプが飛んで音が出なくなるなどの故障の原因にもつながります。

ヨーク部といわれる長く伸びた金属製のアームがある消磁器を使用する場合は、カセットデッキやテープレコーダー、ラジカセのボリュームとヘッドホンのボリューム、録音レベルのボリュームを最小にしてから電源を切った上で消磁します。

カセットタイプの消磁器はヘッドが上がって初めて動作するので電源を切らないでボリュームとヘッドホンのボリューム、録音レベルのボリュームを最小にしてから再生ボタンを押します。

カセットデッキの場合は万が一のためアンプの電源は切って各ボリュームも最小にしておくとよいでしょう。また、3ヘッドのカセットデッキならsource/tapeの切り替えをsouse側にしておくと無難です。

なかには消去ヘッドに永久磁石を使用しているものもあって、それを消磁してしまうと上書き録音時に前の音が消えなくなってしまうので、その場合は録音/再生ヘッドとキャプスタンバーのみの消磁にとどめて、消去ヘッドは絶対に消磁しないでください。

 
 

  最後に

 
最後にボタン電池を使用する消磁器はいつのまに電池がもれて壊れてしまうこともありますので、使用後は必ず抜いておいたほうが無難です。過去に私はそれで3台ほどダメにしてしまいました。







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