誰でも簡単!ワウ フラッターの測定用CD作成!


カセットデッキやウォークマンなどのテープレコーダーを使用していると、音の曇りと同時に音が悪くなっているのに気がつくときがあります。原因はヘッドの磨耗、帯磁、ワウ フラッターなどがありますが、今回はワウ フラッター(wow & flutter)について、簡単に測定できる方法を書いてみます。







  ワウ フラッター(wow & flatter)とは


● ワウフラッターは0.5Hz~6Hzの長い周期の音の揺らぎがちょうどwow wow と発音しているようになるためワウと呼ばれています。0.5Hz~6Hzの高音(正弦波)を録音/再生したとき音のビビリ(動揺)や時々ピコーンとなるノイズがフラッターと呼ばれていて、ほかには0.5Hz以下のものがドリフトと呼ばれています。

● テープレコーダー、レコードプレーヤー、オープンリールなど、アナログのオーディオ機器特有のノイズの一種で、駆動系の回転むらによって聞いている音楽が不自然に録音/再生されてしまう現象です。

● 原因はメカの設計の良し悪しにも起因しますが、値段の高いオーディオ機器のほうがワウ フラッターはでにくくなっています。

● 後天的な要因でワウ フラッターが悪化している場合は特にモーターやゴム部品などの劣化が原因で起こっていることが圧倒的に多いです。

● ワウ フラッターを調整して新品当時の性能に近づけるためには、モーターの調整または交換や駆動系のゴム部品をすべて交換する必要がありますが、設計時の性能は超えられません。

 
 

  最もわかりやすくて簡単な測定方法







録音機能のあるレコーダーなら、その場で録音した音を聞いて直感的にわかる方法で、NHKラジオのインターバルシグナルを録音/再生する方法があります。

この方法は聞いてすぐわかるので、実はプロも簡易的な方法として使っています。1KHz 0db の正弦波信号と一緒にCDに焼いておくと本当に便利に使用できます。

 
 

  NHK第2放送のインターバルシグナル

NHK第2放送のインターバル信号はyoutobeで探すといくつも出てきますが、音質が悪いものや加工されていて波形が崩れているものもあるので、自分で録音して波形を崩さない程度にノーマライズしておくと良いでしょう。

youtubeでのNHK第2放送のインターバルシグナル(例)
NHKラジオ第2放送 放送開始時のインターバルシグナル
>>>https://youtu.be/I0WXZOCNw4w

NHKラジオ第2放送 放送終了時のインターバルシグナル
>>>https://youtu.be/2kPzFX3XsvA

 
 

  インターバルシグナルの録音方法


今どきNHKラジオの第2放送はラジオから録音しなくても、ネットから高音質で録音できます!
NHKラジオはらじる☆らじるで放送していて、radikoolというフリーソフトでm4aフォーマットで録音すると、放送開始時と終了時の両方で44.1KHz 16bitで録音できるので、録音後に波形編集ソフトに読み込んでwavファイルとして保存すると良いでしょう。

 
 

  フリーのテスト信号発生ソフトWaveGene


テスト信号発生は、フリーソフトのWaveGeneを使用すると便利です。
WaveGeneは、色々なテスト用音声信号を計算により発生させてサウンドデバイスや、ファイルへ出力するツールで、サイン波、矩形波、三角波、ノコギリ波、パルス列、パルス列(+-)、ホワイトノイズ、ピンクノイズ、M系列ノイズ(MLS) の9種類の波形を、8つまで同時に任意に組合わせて(ミックス)出力することができるので、とても便利です。

スイープ信号を発生させて周波数特性(f特)を測定するときにも使用できます。

1KHz 0db 60秒と3KHz -10db 60秒のファイルを出力しておきます。

 
 

  波形編集ソフト


録音したら、不要な部分をカットしたり、必要な部分にノーマライズをかけて適正な録音レベルに調整する必要が出てきます。

私は歴代 SoundForge を使用していますが、フリーソフトも多数あるので好みのソフトを使用すると良いでしょう。
テスト音源の作成なので、コンプレッサーやリミッターなどを使用しないで、波形を保ったまま調整します。

 
 

  CDのマスタリング


※CD archtect を使用しないでCDを作成する方法は次の項目なので、この項目を飛ばしてもかまいません。

オーディオCD規格のレッドブックに準拠したCDを手軽に作成するにはSONY CD Architect というソフトがあります。直感的に手軽に使用できるので、レッドブック準拠のテストCDを作成するにはもってこいですね~。

CD Architect はCDに焼く機能もついているので、トラック設定が終わったらそのままCDを作成できます。
最初のトラックに1KHz 0db(録音レベル調整用)
2番目と3番目のトラックに放送開始時と放送終了時のインターバルシグナル
4番目のトラックに3KHz -10db
でCDを作成します。

 
 

  CD archtect を使用しないでCDを作成する方法


フリーソフトでは有名なImgBurnでも作れますが、音楽CDを作れるソフトならパソコン購入時についてきたソフトで十分です。
最初のトラックに1KHz 0db(録音レベル調整用)
2番目と3番目のトラックに放送開始時と放送終了時のインターバルシグナル
4番目のトラックに3KHz -10db
でCDを作成します。

 
長くなってしまたので、作ったCDの使い方は次の記事の「誰でも簡単!フリーソフトを使ったワウ フラッター測定!」に書きたいと思います。

 
 







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