KENWOOD A-M70の修理

今日はKENWOOD A-M70という、コンパクトサイズのプリメインアンプです。
相当古いアンプで、最初は左の音が鳴らなくなり、そのまま使っていたらとうとう電源は入るものの音が鳴らなくなってしまいました。
写真



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販売当初はBOSE 101 というスピーカーでCDを聞くために売られていたようです。
ところがよく調べてみると、NECのOEMでPC-SP101という名前でやはりBOSE 101をつなげてNECのpc-98シリーズというパソコン用に開発され、1991年11月20日にメーカー小売価格69,800円で発売されたものでした。

さて、蓋をあけてみます

蓋を開けたところ

平滑コンデンサーも本来は4700μFあったはずの容量が、4448μFと4400μFとなっていて左右の容量が合っていません。

左右の平滑コンデンサー容量

他のコンデンサーもESR値が大幅に上がりもはや役割を果たしていません。液漏れしていないのが不思議なくらいです。
どうやらコンデンサーは全部交換する必要がありそうです。

コンデンサーを全部外したところ

今回は当時は存在していなかった現代のオーディオ用コンデンサーに変えてみます。ニチコン製のミューズを超える、ニチコン製の105℃品オーディオ用電解コンデンサ KTシリーズ とKAシリーズにしました。平滑コンデンサーは海外より取り寄せました。また、今回はついでにオペアンプも有名な新日本無線(JRC)製のMUSES02に変更しました。ボリュームもガリガリ音がするので、分解整備しても良いのですが長年使用したので後継で同じサイズ同じ抵抗値のボリュームと換装しました。

はんだづけを全部終え、エイジングして鳴らしてみました。しばらく聞いていなかったのでどう変化したのかわからなかったので、予備機としてもう1台中古品を買ってきて比較したところ、立ち込めていた霧が晴れたようにすっきりとした透明感と音の解像度の変化がはっきりとわかりました。ICアンプが入っているとはいえバブル期のアンプも捨てたものではないようです。




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