今回は前回記事の「誰でも簡単!ワウ フラッターの測定用CD作成!」で作成したCDを使って、ワウ フラッターを測定していきたいと思います、
まずは音を聞いてワウ フラッターがわかる方法
まず前回「誰でも簡単!ワウ フラッターの測定用CD作成!」で作成したCDのトラック1を再生しながら録音するカセットデッキやテープレコーダーのピークを0dbに合わせます。
そのままトラック1~3を録音/再生して聞くと音が震えたりして元の音とは違ったように再生されるので、感覚でそのレコーダーのワウ フラッターがわかります。
フリーソフトを使用して測定する方法
下の図は、SONY TC-KA5ESのサービスマニュアルの一部ですが、SONYのテストテープでは3KHz 0db で録音されているようですね。TEACのテストテープは3KHz -10db で録音されているので、簡易な方法ですが前回記事の「誰でも簡単!ワウ フラッターの測定用CD作成!」で作成したCDの4番目のトラックの3KHz -10dbをテープに-10dbで録音します。
テープレコーダー(カセットデッキ)が3ヘッドなら録音しながらテープを再生可能なので、それでもかまいません。
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テープレコーダー(カセットデッキ)のPLAY OUT 端子からUSBオーディオインターフェースを通してパソコンに接続します。
WFGUI V4.60というフリーソフトでRチャンネルをモニターするとワウ フラッターがリアルタイムで表示されます。
Rチャンネルを使用するのは、TEACのFlatter用テストテープではRチャンネルしか音が録音されていませんのでRチャンネルとしました。
ちなみにwfguiのバージョン2は、あらかじめパソコン側でテープで再生された音を録音しておく必要がありますが、ワウとフラッターを別々に測定可能です。
※WFGUI V4.60、wfguiともにインストールしないで使用できるので、ダウンロードしたら解凍してそのまま使用できます。
実機のワウ フラッター メータは手に入れても校正しないと信頼度が低いままだったりするので、簡易的とはいえフリーソフトも捨てたものではないようです!