アナログレコードのクリーニング その1

最近人気が出ているアナログレコード。ノイズのプチプチ音も良い味がありますが、多すぎるとうるさくなってきます。
そこで、今回は中古のアナログレコードでもちゃんとクリーニングするとどこまでノイズが消えるのか実験してみました。

ほぼ同じように聞こえますが、レコードのほうは音の立ち上がりがCDほどきっちり立ち上がっていないのがSONY MDR-CD900STで聞いてみるとはっきり分かります。賛美両論ありますが、マイクは収録するために観客より近い位置にセッティングされていてCDはその音を再現していますが、アナログ版のレコードは溝を追従しているのでCDほどきっちりとは再生は出来ませんが、マイクより遠い観客へとどくまでの距離による音の減衰が再現されているかのように感じます。

聴き比べ用の試聴音楽は1982年7月に収録されたヴィヴァルディの四季より春(第一楽章)で、イ・ムジチ合奏団演奏、ピーナ・カルミレッリの3度目の録音版のものになります。(著作権がありますので、試聴として最初の1分間のみの再生です)

LPレコード(中古)の音
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CDの音
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  レコード盤のノイズの原因とは

 
レコード盤のノイズの原因には傷、汚れ、カビ、スプレー式のクリーナーなどがありますが、一言に汚れと言っても、水に溶ける汚れ、溶けない汚れ、水を含むと膨らんでベタベタになる汚れや

アルコールに溶ける汚れ、溶けない汚れ、溶けるには溶けるけれどゆっくり溶けてベタベタニなる汚れのほか、空気中を舞っている極小の砂塵(特に石英など)を抱き込んで固まった水溶性/油溶性の汚れがあります。

また、そこにカビが生えてレコードの溝を侵して重大なダメージを負わせてしまっている場合もあります。

スプレー式のクリーナーは、レコードの材質と科学的に融合してしまったり、空気中を舞っている極小の砂塵(特に石英など)を抱き込んで固まったったりしていて除去するのは困難を極めます。というより無理やり取るとレコードにダメージを起こしてしまうのでまず取れません。

結果として、クリーニングのターゲットは、科学的に融合してしまったスプレー式のクリーナーと傷以外の汚れとなります。
 
 

  どうやってクリーニングすればいいの?

 
レコードをクリーニングするものにははさまざまなタイプがあり、大まかに5つのタイプに別れます。
  
【復旧タイプ】
まずは復旧タイプの湿式乾式両用のベルベットにレコードクリーナーをつけてふき取るタイプです。このタイプは完全に汚れを取れるわけではありませんがそこそこ綺麗になります。

  
【洗浄タイプ】
レコードクリーナーを溶かした水溶液にレコードを漬け込んでベルベットでふき取るタイプのレコードクリーナーです。このタイプは湿式乾式両用のベルベットにレコードクリーナーをつけてふき取るタイプよりはるかに汚れが落ちます。

  
【超音波洗浄タイプ】
レコードクリーナーを溶かした水溶液が入った超音波洗浄機を使用してクリーニングするタイプのレコードクリーナーもあります。やりすぎてしまうとレコード全体にダメージが出てしまうことがありますので良く落ちますが取り扱いには注意を要します。

  
【吸引タイプ】
ラジオなどの放送局がよく使用しているタイプのクリーナーで、水や専用のクリーナーを使って汚れもろとも吸い込んで綺麗にするのでバキュームクリーナーと呼ばれています。数回クリーニングするだけでほぼすべての汚れが落ちてしまう優れものですが、値段もかなりのものになります。

  
【直接手で洗浄】
機械を使った洗浄だと【超音波洗浄タイプ】と【吸引タイプ】を併用するのが最強とも言われますが、実は最初に聴き比べしたレコードの音は【直接手で洗浄】したレコードの音になります。

直接手で洗浄する場合、洗い方と洗浄剤を工夫したり状況によって洗い分けたりすることでかなりクリーニングできることが分かるかと思います。

次回から何を使ってどのように洗浄したのかを中心に解説していきます。




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