Tips PR

パソコンソフトのAudacityとMAGIX Soundforge、カセットからデジタル化はどっちが便利?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

パソコンソフトのAudacityとMAGIX Soundforge Pro 15を使って、それぞれカセットからデジタル化してみました。この記事では、その手順をレポートします。

Audacityといえばオープンソースで多機能で有名なサウンド編集ソフトですが、一方、MAGIX Soundforgeは業界標準のサウンド編集ソフトで、私もバージョン4.0の頃から使用しています。

もともとSoundforgeはsound foundry という会社が開発していましたが、SONYが買収、現在はMAGIXに売却されて更なる進化をとげています。

カセットのアナログ音声をお手軽にデジタル化する方法や、カセットのアナログ音声をプロ音質でデジタル化する方法は別記事にまとめましたので興味のある方は参考にしてください!

録音準備

今回は、カセットプレーヤーにSONY TC-D5M、USBオーディオインターフェースにCakewalk UA-25EXを使用しました。
まず、TC-D5Mのオーディオ出力をUA-25EXの入力へ接続します。
次にUA-25EXを録音予定のサンプリング周波数、96KHzにセットしてパソコンのUSBへ接続しました。

ここからはパソコン側の共通設定です。
画面右下のスピーカーのアイコンを右クリックして「サウンドの設定を開く」を選択します。

開いたサウンドの画面で、出力をスピーカー、入力をUSBオーディオインターフェースのUA-25EXを選択をして、一応音が出るかどうかカセットを再生してパソコンから音を出してみました。

共通の設定はここまでです。

Audacityでの録音

まず最初はAudicityです。
画面左下の「プロジェクトサンプリングの周波数(Hz)」で録音するサンプリング周波数を指定しました。

画面上の赤丸がある録音ボタンを押して録音を始めます。

ここで問題発生です。
レイテンシーが遅くて、録音波形が遅れ気味に表示されます。
どうやらASIOに対応していないため遅れてしまうようです。

ここで問題発生です。録音を停止しようとして停止ボタンを押しても何も反応しません・・。
もくもくと録音を続けています。どこを押しても反応がありません。

wasapiの排他モードにしては何か変です。まさかの暴走でしょうか?
仕方が無いのでCtrlキー + Altキー + Delキーでタスクマネージャーを開いてAudacityのプロセスを終了させて強制終了しました。

そういえば以前、ASIOとWASAPIを比較したときに、CDからcoaxalで出力して、ASIOとWASAPIそれぞれ別々に保存したファイルをCD上のファイルと比較したところ、ASIOは100%同じでビットパーフェクトでしたが、WASAPIは一定量のデータが不一致だったことも思い出しました。

Soundforgeでの録音

MAGIXのソフトになって画面も機能もガラリと進化したSoungforge pro 15です。
まずはメニューの「オプション」から「ユーザー設定」を選択します。

どのオーディオデバイスから音声信号を入力するか選択します。ユーザー設定のダイアログボックスが開いたらオーディオタブを押して、「録音」のタブを選択した後で、オーディオデバイスの種類にUA-25EX(USBオーディオインターフェース)を指定して選択完了です。

画面左上の赤丸にポーズマークが書かれているボタンを押します。すると、録音待機状態の画面が開きます。

画面の右下のサンプリング周波数のところを右クリックすると、録音するサンプリング周波数が選択できます。

その隣のボタンを右クリックすると録音するビット深度が選択できます。

デジタルの録音レベルは0dbを超えると音が割れてしまうので、一番大きな音が0dbを超えないように録音します。画面では、左上の赤丸が書かれた録音ボタンを押すと録音が始まります。
こちらはレイテンシーの遅れは全く感じません。Audacityのようなカクカク感も無いので使っていて疲れないですね。

録音しながら録音時間を表示したり、放送局が準拠しているラウドネス規格のレベルメーターを表示させてモニターすることも可能です。

録音が終わったら停止ボタンを押して録音完了です。

AudacityとSoundforgeをレビューした感想

AudacityはASIO対応じゃないのが致命的で、レイテンシーは遅れ気味で暴走するなど、動作が不安定でした。この調子だと音切れがいつ発生してもおかしくない状態でした(泣)

それどころか、Audacityはスパイウェア疑惑で開発側が分裂して問題部分を削除したtenacityという新プロジェクトが立ち上がっているので様子見をしたほうが賢明な状況になっています。

SoundforgeはASIO対応なので、レイテンシーも遅れることなく軽快に使うことが出来ました。
やはり業界標準のサウンド編集ソフトだけあって安定性抜群です。
録音中にちょっとぐらい別の作業をしても音切れが発生することはありませんでした!

せっかくデジタル化するからには、後で聞き直したら音切れがあったら気分悪いですよね…
Soundforgeならスパイウェア疑惑なんて微塵もありません。

しかも、iZotop OZONE 9 も同梱されて、至れり尽くせりになっています。

業界標準のサウンド編集ソフト

プロフェッショナルに選ばれる理由

  • 高品質で録音、編集、エフェクト処理ができる
  • 直感的なワークフロー、高速かつ豊富な編集機能、さまざまマスタリングプラグインを搭載
  • 大量の音声データ処理を自動化できる
  • 業界で20年間デファクトスタンダードとして愛用されている実績

やはりMAGIX Soundforge ならまちがいありませんね!


友だち追加










この記事が気に入ったらフォローしよう!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です