電源コードなどケーブルの修理でケーブル同士をつなぐ場合、数種類あるので手順を追って詳しく解説していきますね。
ケーブル接続方法の種類
ケーブル接続方法の種類には大きく2種類あって、
- 接続部分をハンダで処理して熱収縮チューブやビニールテープで絶縁する方法
- 圧着端子(圧着スリーブ)で接続する方法
があります。
接続部分をハンダで処理して熱収縮チューブやビニールテープで絶縁する方法
ケーブルの接合方法
ケーブルの被覆を剥きます。
![ケーブル,コード,銅線,つなぎ方](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3557_DxO.jpg)
被覆を剥いたら熱圧縮チューブを使用する場合は、ここでチューブを差し込んでおいて、先をUの字に先を折り曲げます。
![先をUの字に折り曲げたところ](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3558_DxO.jpg)
Uの字に折り曲げたところ互いにクロスさせをます
![互いにクロスさせたところ](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3559_DxO.jpg)
クロスさせた先をねじります。
![クロスさせた先をねじったところ](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3560_DxO.jpg)
このままでは引っ張る方向に力がかかると取れてしまうので、ハンダで処理します。
![ハンダで処理しているところ](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3562_DxO.jpg)
ハンダは銅線に染み込ませるようになじませます。
![ハンダをなじませたところ](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3563_DxO.jpg)
これでビニールテープや熱収縮チューブで被覆処理する準備が整いました。
ビニールテープで被覆する方法
ビニールテープの糊の部分には触らずに巻いて完了です。
![ビニールテープで巻いたところ](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3565_DxO.jpg)
それを避けるには次の熱圧縮チューブで被覆すると糊が剥がれる心配はありません。
熱収縮チューブで被覆処理する方法
接合した部分に熱圧縮チューブを持ってきてヒートガン(ドライヤー)であぶります。
![ヒートガンであぶっているところ](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3567_DxO.jpg)
熱でチューブが収縮して接合部に密着したら完了です。
![熱収縮チューブでの被覆完了](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3568_DxO.jpg)
ヒートガンとは、工業用のドライヤーで550度ぐらいの熱風が出る機械です。
形状は用途によってドライヤーのような形のものやハンディタイプのものがあります。
![ドライヤー型のヒートガン](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3566_DxO.jpg)
![ハンディタイプのヒートガン](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3450_DxO-1.jpg)
圧着端子(圧着スリーブ)で接続する方法
圧着端子(圧着スリーブ)を使用するには圧着工具が必要になります。
![圧着端子(圧着スリーブ)と圧着工具](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3569_DxO.jpg)
圧着端子(圧着スリーブ)に少し被覆が入るぐらいに先を切りそろえます。
![先を切りそろえたところ](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3574_DxO.jpg)
片方ずつ圧着端子(圧着スリーブ)に差し込んで圧着すると接続完了です。
![圧着したところ](https://konogan.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3575_DxO.jpg)