電源コードなどケーブルの修理でケーブル同士をつなぐ場合、数種類あるので手順を追って詳しく解説していきますね。
ケーブル接続方法の種類
ケーブル接続方法の種類には大きく2種類あって、
- 接続部分をハンダで処理して熱収縮チューブやビニールテープで絶縁する方法
- 圧着端子(圧着スリーブ)で接続する方法
があります。
接続部分をハンダで処理して熱収縮チューブやビニールテープで絶縁する方法
ケーブルの接合方法
ケーブルの被覆を剥きます。
被覆を剥いたら熱圧縮チューブを使用する場合は、ここでチューブを差し込んでおいて、先をUの字に先を折り曲げます。
Uの字に折り曲げたところ互いにクロスさせをます
クロスさせた先をねじります。
このままでは引っ張る方向に力がかかると取れてしまうので、ハンダで処理します。
ハンダは銅線に染み込ませるようになじませます。
これでビニールテープや熱収縮チューブで被覆処理する準備が整いました。
ビニールテープで被覆する方法
ビニールテープの糊の部分には触らずに巻いて完了です。
それを避けるには次の熱圧縮チューブで被覆すると糊が剥がれる心配はありません。
熱収縮チューブで被覆処理する方法
接合した部分に熱圧縮チューブを持ってきてヒートガン(ドライヤー)であぶります。
熱でチューブが収縮して接合部に密着したら完了です。
ヒートガンとは、工業用のドライヤーで550度ぐらいの熱風が出る機械です。
形状は用途によってドライヤーのような形のものやハンディタイプのものがあります。
圧着端子(圧着スリーブ)で接続する方法
圧着端子(圧着スリーブ)を使用するには圧着工具が必要になります。
圧着端子(圧着スリーブ)に少し被覆が入るぐらいに先を切りそろえます。
片方ずつ圧着端子(圧着スリーブ)に差し込んで圧着すると接続完了です。