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富士通(Fujitsu)AH550/5BのCPUファン修理方法と手順

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症状確認

CPUファンの音がうるさく、すぐ電源が落ちる富士通のAH550/5Bが入ってきました。

動作確認しましたが、どうやらCPUファンが回っていないようで、15秒ぐらいすると裏蓋の一部が熱くなって電源が落ちてしまいます。

これは、熱暴走によるシャットダウンの可能性が強いです。

修理開始

まずはPCを裏返します。

バッテリーを抜いて、HDD、メモリの蓋を取り、ネジをすべてはずします。

裏蓋をはずします。
CPUファンが汚れています。

富士通製PCのCPUファンは軸のグリス切れやすく、異音を発してやがて回らなくなってしまいます。
一度分解して、古いグリスをクリーニングして新しいグリスにリプレースすると何事もなかったかのように再び回ります。

CPUファンを取り外しました。

蓋をはずして、ファンを軸ごと抜き取ります。

ティッシュだと穴の中で切れてしまったら取り出せないので、強度のあるJKワイプでコヨリを作り、ブレークリーンを染み込ませて軸穴に入れ、まわしながら汚れなくなるまでクリーニングします。

綺麗になった軸穴にはピアノ線で新しいグリスを詰めていきます。
ファンの軸にもグリスアップして分解した手順と逆の手順で組み立てます。

裏蓋を開けたついでなので、CPUグリスもクリーニングしてグリスアップしておきます。

ヒートシンクを取り外したところ、少し加水分解を起こしているようです。

ヒートシンクにも酸化皮膜ができているので、ピカールで磨いて取り除きました。

Before

After

CPUの上にもグリスを薄く塗って、米粒大に盛り上げておきおいて、ヒートシンクを取り付けます。

一応バックアップ電池を測定したら、電圧が2.9Vと下がっていたので新品のボタン電池と交換です。

動作確認

CPUファンも軽快に回っています。
3日つけっぱなしにしましたが、電源は落ちませんでしたので、修理完了です。


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