工具や測定器などあると便利な道具たちVol.2です
はんだ、ハンダ吸取器、はんだ吸取り線
はんだは、直径0.3mm、0.6mm、0.8mm があると細かいはんだ付けが効率的になります。またはんだで基板についている部品をとるために、はんだごてで半田を溶かしてはんだ吸い取り機を使って空気圧で吸い取った後、はんだ吸い取り線で残った半田を吸い取ると、ほぼ跡型なく吸い取れます。その後、無水エタノールでクリーニングを施します。
はんだフラックス
松ヤニをアルコールに溶かした液体で、はんだをつけようとするところに塗っておくと適度な濡れが確保できてはんだがつきやすくなります。数種類あって、中には基板のパターンを腐食するものもあるので、はんだづけが終わったら綿棒と無水エタノールでクリーニングします。
接点復活剤
ちょっとした接点クリーニングと、接点の酸化皮膜防止に使用します。スプレー式は飛び散るので、あらかじめ綿棒の先などに吹き付けてから塗布します。
煽動抵抗用 接点グリース(コンタクトグリース)
モードセレクター、ミキサーのスライダー、位置センサーなど、いつも煽動している抵抗器に塗布するとノイズが少なくなります。接点復活剤ではすぐに元に戻ってしまう接点にはもってこいです。
ヒートガン
産業用のヒーターでドライヤーの形をしています。高温のものは550℃程度の熱風を噴き出してはんだづけに使用したり、PS3やコンピューターのグラフィックボードのはんだクラックを修理するときなどに使用します。
そのほか、熱収縮チューブを収縮させるとき、シールを剥がすとき、アクリルや塩化ビニールのバイプを変形するとき、シュリンク包装(ビニールで包まれたラッピング)をするときなどにも必要になるので、1台持っていると、便利に使用できます。
使用を終えるときは余熱をさますために冷風モードにして1分ほど風を送出して、風の送風口の金具が触れるくらいの温度になってから電源を切るようにすると長持ちします。
リューター
ちょっとした整形やバリ取りなどに重宝します。特にコットンを取り付けるとなかなか手では取れないよごれもすぐ落とすことが出来たりします。
スライダック(ボルトスライダー)
アンプなどの修理の動作確認時にコンセントにつないで100Vの電源を入れてしまうと、中のパーツがなし崩しに壊れてしまうことがあるため、スライダックで様子を見ながら少ない電圧から徐々に上げていって動作確認するときなどに使用します。スライダックは交流電源なので、直流安定化電源とは違います。
ポリッシャー
ノートパソコンの天板などを磨いたり、傷ついたCD、DVD、レーザーディスク、ブルーレイディスクなどを研磨するときに使用します。コンパウンドを使い分けると車の表面のようなつやが出ます。
写真のものはシングルアクションですが、そのほかダブルアクションやランダムアクションのポリッシャーがあります。
>>>あると便利な道具たち その1 を読んでみる
>>>あると便利な道具たち その3 を読んでみる
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