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家電修理で使用している道具たち その2

家電修理で使用している道具たち その2
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ドライバー類をはじめ、工具や測定器など実際に家電修理やジャンク修理で使用しているものをまとめてみました – Vol.2

接点ブライト

電気接点の貴金属用に開発された接点復活除錆剤です。中性タイプで金属に対する腐食性が極めて小さく地金を侵さないにもかかわらず、酸化膜や硫化膜を除去して通電機能を回復します。接点表面の酸化・硫化がひどく、黒く変色している場合の通電機能回復にも最適です。

接点ブライト接点ブライト

接点復活剤

ちょっとした接点クリーニングと、接点の酸化皮膜防止に使用します。スプレー式は飛び散るので、あらかじめ綿棒の先などに吹き付けてから塗布します。

接点復活剤接点復活剤

煽動抵抗用 接点グリース(コンタクトグリース)

モードセレクター、ミキサーのスライダー、位置センサーなど、いつも煽動している抵抗器に塗布するとノイズが少なくなります。接点復活剤ではすぐに元に戻ってしまう接点にはもってこいです。

煽動抵抗用 接点グリース(コンタクトグリース)煽動抵抗用 接点グリース(コンタクトグリース)

ドライバー類

電動ドライバーはネジの数が多いノートパソコンやコンポなどの分解時は重宝しています。ANEX ドライバーセット No.3614 は柄を2本買っておくととても便利です。そのほか、柄の長いプラスドライバーはラジカセなど深い場所のネジを回すときに使用します。

ドライバー類ドライバー類

ヘッドクリーナーとピンチローラークリーナー

ヘッドクリーナーは無水アルコールで代用できます。ピンチローラーは無水アルコールが染み込むと硬化してしまうため、よほどひどい汚れではない場合は専用のピンチローラークリーナーを使用します。
高価なアメリカ製のものでなくてもオーディオテクニカからも販売されています。

ヘッドクリーナーとピンチローラークリーナーヘッドクリーナーとピンチローラークリーナー

無水エタノールとハンドラップ

無水エタノールは綿棒の先にちょっとつけたり、ワイパーに多めにつけたりしてあらゆるクリーニングに使用します。そのとき、ハンドラップがあると、上の皿を押すだけで適量のアルコールが出てくるので、不純物を含みにくく片手で使用できてとても便利です。

無水エタノールとハンドラップ無水エタノールとハンドラップ

イソプロピルアルコール(IPA)

溶剤として無水エタノールでなければならないとき意外は高純度のイソプロピルアルコールで代用が可能です。エタノールのように見なし酒税がかからないのでエタノールと比べて安価に手に入ります。

イソプロピルアルコールイソプロピルアルコール

メタノール(燃料用アルコール)

メタノールは、木製のキャビネットなどに生えたひどいカビを臭いごとすぐに落とせて便利です。毒性がエタノールの4倍で人体にも害があるので通気性のよいところで霧吹きなどに入れてシュッと吹きかけるように使用します。95%ぐらいの純度のメタノールを含んだ燃料用アルコールなら安価に手に入ります。

メタノール(燃料用アルコール)メタノール(燃料用アルコール)
メタノール95%の表示メタノール95%の表示

消磁器

カセットデッキのメンテナンスに使用します。カセットテープの表面には磁性体と呼ばれる磁気を帯びた粉が塗布されていて、使っているうちに剥がれてヘッド表面に溜まったり、ヘッドそのものに帯磁して音がこもったようになってしまいます。それを取り除くのが消磁器です。

カセットタイプのものはキャプスタンバーや消去ヘッドが消磁できないので、鍬形のような形や1本棒の形のヨークが付いたオープンリール用のものがお勧めです。

消磁器消磁器

ヒートガン

産業用のヒーターでドライヤーの形をしているものと、表面実装部品用に先が細いものとがあります。高温のものは550℃程度の熱風を噴き出してはんだづけに使用したり、PS3やコンピューターのグラフィックボードのはんだクラックを修理するときなどに使用します。
そのほか、熱収縮チューブを収縮させるとき、シールを剥がすとき、アクリルや塩化ビニールのバイプを変形するとき、シュリンク包装(ビニールで包まれたラッピング)をするときなどにも必要になるので、1台持っていると、便利に使用できます。
使用を終えるときは余熱をさますために冷風モードにして1分ほど風を送出して、風の送風口の金具が触れるくらいの温度になってから電源を切るようにすると長持ちします。

ドライヤータイプのヒートガンドライヤータイプのヒートガン
表面実装部品用のヒートガン表面実装部品用のヒートガン

熱収縮チューブ

ケーブルやコードの接合部に被覆を作ったり、コネクターの元の部分で絶縁と強度補強のために使用します。使用するときは、中に通すケーブルが楽に通るぐらいの太さのものを使用して、ヒートガンなどで熱を加えるとその場所で収縮して中のケーブルと密着します。最初はセットのものを購入すると良いでしょう。

熱収縮チューブ熱収縮チューブ

リューター

ちょっとした整形やバリ取りなどに重宝します。特にコットンを取り付けるとなかなか手では取れないよごれもすぐ落とすことが出来たりします。ダイヤモンドのヤスリや鋸をとりつけると加工も楽になります。私は出力重視の時はドレメル製のものを、少し精密に使いたいときはリョービのものを使用しています。

ドレメル製のリュータードレメル製のリューター
リョービ製のリューターリョービ製のリューター

スライダック(ボルトスライダー)

アンプなどの修理の動作確認時にコンセントにつないで100Vの電源を入れてしまうと、中のパーツがなし崩しに壊れてしまうことがあるため、スライダックで様子を見ながら少ない電圧から徐々に上げていって動作確認するときなどに使用します。スライダックは交流電源なので直流安定化電源とは違い、スライダックのコンセント口に電源プラグを差し込んで使用します。私は出力が130V 10Aのものを使用しています。

スライダック(ボルトスライダー)スライダック(ボルトスライダー)

電動ポリッシャー

ノートパソコンの天板などを磨いたり、傷ついたCD、DVD、レーザーディスク、ブルーレイディスクなどを研磨するときやオーディオ機器の表示窓表面を研磨するときに使用します。コンパウンドを使い分けると車の表面のようなつやが出ます。
写真のものはシングルアクションですが、そのほかダブルアクションやランダムアクションのポリッシャーがあります。

電動ポリッシャー電動ポリッシャー

HASEGAWA セラミック コンパウンド

細かく傷ついた透明なプラスチックやアクリルを磨いて透明を取り戻すためのコンパウンドです。スポンジに染み込ませてポリッシャーで軽く磨くと、オーディオ機器の表示板だけでなくCD、DVD、ブルーレイの信号面もピカピカに研磨することが出来ます。目が細かいので最後の仕上げに使用すると実力を発揮します。

HASEGAWA セラミック コンパウンドHASEGAWA セラミック コンパウンド


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